私が25年におよぶ便秘体質を改善した方法

私の便秘体験談

こんにちは、運営者のナミヘイです。

この記事を読まれているということは、きっとあなたも便秘で悩んでいるのではないでしょうか?
私も長い間、便秘に悩まされ続けていましたが、40歳を超えて、やっと便秘を改善することができました。今までに試した方法は数知れず。今回は私が便秘を撃砕した方法をご紹介いたします。

便秘って本当に辛いですよね。一人一人、便秘になる理由は違うと思いますので、私の方法で必ずしも便秘が治るわけではないと思いますが「こんな方法で治った」という一つの手がかりになれば幸いです。

私の便秘遍歴

私が便秘になった理由。それは高校時代にさかのぼる。

私が便秘になった理由。それは高校時代にさかのぼる。

まず私の便秘遍歴のご紹介。笑

便秘が始まったのは、高校生からだと記憶しています。高校時代は1年生の間だけ運動部に入っており、2年生からは部活もやめてしまいました。そのため運動量はあまり多くなかったかも知れません。

「なかなかウ◯チがでない…」と思い悩み、母親が飲んでいた「ピンクの小粒・コーラック」をこっそり愛用し始めました。

始めた飲んだ時は衝撃を受けました。「これを飲んだらウ◯チが出るんだ!嬉しい!」となり、ここから便秘薬に頼る生活が始まりました。

今思えばうちの母親も便秘体質。便秘になったのは我が家の食生活なども影響していたのかも知れません。確かにあまり野菜が好きな家ではなく、どちらかというと肉中心の食事。この食生活も腸内環境にとってはあまり良くなかったのかも知れませんね。牛乳やヨーグルトを飲む習慣もなかったです。

私が高校生の頃は、土曜日も授業がある日がありました。
多感な高校生。学校でウ◯チができない子どもだったので時には「土曜日の夜にコーラックを飲み、1週間分の便を日曜日に出す」という苦しい状況でした。涙

学生寮に住んでいた大学時代。

朝は適当に菓子パンを食べる。

さあ、大学生になりました!もちろん便秘は続いています。笑

大学生は地元を離れ、大学の学生寮に入りました。

自炊?いやいや、そんなことしてない。
寮のキッチンは共有キッチンであまり綺麗でもなかったので、自炊はほぼほぼしません。

朝は適当に菓子パンを食べる。
昼は学食。夜は飲食店でバイトをしていたので、飲食店での賄い飯、バイトがない日は友達とご飯を食べに行ったり、コンビニ弁当などで済ませる日々です。

大学時代はとっても食事が不規則でした。「3食しっかり食べる」という認識はなく、夜にバームクーヘンとか、食べたいものを食べたい時に食べていたような生活です。飲食店はハンバーグ屋さんだったので、ちゃんとした野菜はあまりとっていません。

学食では意識的に野菜炒めを食べるようにしていましたが、かなりの野菜不足。
運動もしていませんでした。

大学時代は「タケダ漢方便秘薬」を愛用していました。
漢方ってついてるから、少しでも体に良いんじゃないかと思って。笑

社会人になっても便秘。シフト制だからまだ楽だった?

毎日駅から家までの間にあるコンビニで「たまごサンド」を購入し、それを夜ご飯にする生活。

さあ、社会人です。もちろん、便秘は続行中!
もうこの頃には「ウ◯チは薬を飲んで出すもの」という認識でした。
そのため、大事なのはどのタイミングで薬を飲むか。

仕事はシフト制の仕事でした。
薬を飲むと翌日には出るので、仕事が休みの日の前などに飲んでいました。
3連勤、4連勤したら1日休みという感じだったので、便秘期間は長くても3〜4日という感じです。高校生の6日便秘に比べれば、なんてことないと思っていました。

この頃は激務でした。社会人1年目から、朝9時前に出勤し、夜の9時前の電車で帰ってくる。家に着くのは10時前です。

10時前からご飯作る気にはなれませんよね。

ということで、毎日駅から家までの間にあるコンビニで「たまごサンド」を購入し、それを夜ご飯にする生活。本当に疲れている日は、駅前の松屋で牛丼を食べて帰る。笑

朝は適当に菓子パンを食べて、昼は会社近くの飲食店でランチなどをしていました。サービス業のため、ランチの時間も他の社員と時間をずらして行く必要があるので、毎回決まった時間に食べれるわけではありません。

規則正しい生活とは無縁の生活でした。
この頃は仕事について行くのが必死で、それ以外の趣味なども一切していない状態。
もちろん運動もしていません。デスクワークなので、仕事中はずっと座っている状況です。

久しぶりに会った友人には「…痩せたね」と言われていました。

実家に戻って規則的な生活になっても便秘は続行中

実家に戻って規則的な生活になっても便秘は続行中

新卒で入った会社は私には合わなく、3年を待たずに退社しました。そして地元に戻り、実家で両親と暮らしながら働き始めました。仕事はデスクワークです。

親も働いているので、否が応でも規則正しい生活になります。
朝は決まった時間に起床し、決まった時間に朝ごはんをみんなで食べる。

昼は会社にお弁当などを持っていき食べる。

夜は家で家族みんなで食べる。

実家に戻ってきてからは大学・社会人新卒時代とは違い、とっても規則正しい生活になりました。
もちろん、たまに飲みに行ったりもしますが、基本は決まった時間に食べる生活です。

…しかし便秘は改善されません。というか、私自身にもまだ便秘をなんとかしたいという気持ちはなかったかも知れません。だって薬を飲むとちゃんと出るから。笑

この頃から運動も少しだけするようになりました。しかし便秘は相変わらず続行中です。

便秘を治そう!と思った30代。しかし便秘は解消されず。

便秘を治そう!と思った30代。しかし便秘は解消されず。

30代になり、本格的に便秘を解消したい!自分でウ◯チを出せるようになりたいいいい!と思いました。

そこで初めて便秘対策について色々調べるようになりました(遅いよね。笑)

この頃すでに便秘になり始めてから15年ほど経っています。「ウ◯チは薬で出すもの」という認識が定着していました。

まず便秘対策で取り組んでみたことは下記のようなことです。

30代。便秘対策で私がやったこと
  • 便秘の薬をハーブティーに変更する
  • 運動する
  • ヨーグルトなどの乳製品をとる
  • 野菜多めの食事

まず「便秘の薬をハーブティーに変更する」です。

私は高校生の頃からずっと便秘薬を飲んでいるのですが、お腹を壊した時を除き、自分の体から「排便したい」という欲求が出てこなくなりました。便秘薬に依存性はないと思いますが、便秘薬を飲み続けると、便秘薬がないと排便できない体になる気がしたので、とりあえず便秘薬ではなく「便秘を解消するハーブティー」に変更してみました。

いや、ハーブティーも便秘薬だろ!と言われたらそれまでなのですが、なんとなくハーブティーの方が体に良い気がして…。

結論から言うと便秘薬からハーブティーにしても、ハーブティーを飲まなければ便が出ない体には変わりはないので、便秘解消に役立つと言うことはなかったと思います。

次に「運動する」

30代になり、スポーツジムに週に1〜2回通うようになりました。
エアロビクスをしたり、トレッドミルで走ったり。
20代の頃に比べて格段に運動をするようになり、汗もかくようになりました。

汗をかくので、少しづつですが水分を取る量も増えました。ジムの後は、併設のサウナにも入ったりしました。

しかし、適度な運動を取り入れても便秘が改善することはありませんでした。

次に「ヨーグルトなどの乳製品をとる」

積極的にヨーグルトを食べるようになりました。牛乳はあまり好きではないので、乳製品を取るためにヨーグルトを毎日食べました。

毎日食べるので、ヨーグルト代もバカにならず。そのためヨーグルトメーカーも購入しました。このヨーグルトメーカーは市販の牛乳パックにヨーグルトを少し入れて、そのまま牛乳パックごとヨーグルトメーカーに設置するだけでヨーグルトができたので、とっても便利でした!
毎朝家族でヨーグルトを食べるなんてご家庭にはぴったりの商品だと思います。

ヨーグルト自体は美味しくて、苦もなく続けられたのですが、ヨーグルトを毎日食べても特に便秘に変化は出ずです。

次に「野菜多めの食事」です。

食物繊維を摂らなくてはと思い、食事を野菜多めにしました。と言っても実家住まいなので、完全に野菜中心ではなく、昔よりは野菜の量が多くなったと言う程度です。

ひじきやきんぴらなど、食物繊維が多いと思われるような献立も多くしましたが、特に便秘が改善されたということはなかったです。

便秘改善に効果があると言われている「運動する・野菜、乳製品をとる」を心がけた生活をしましたが、便秘は改善されず。便秘薬がないとウ◯チが出ない生活のままです。

このまま私は一生便秘薬と暮らして行くのか…
防災用の避難グッズにも便秘薬を入れていた私ですが、なんということでしょう。便秘人生25年目にして久しぶりに自分でウ◯チを出せるようになってきたのです。

一体何をしたのでしょうか?それは…

25年におよぶ私の便秘か改善された4つの秘訣

25年におよぶ私の便秘か改善された4つの秘訣

便秘歴25年目にして、ようやく自力で排便できるようになりました。
正直、自分でも何が原因で改善されたのかは明確には分かりませんが、改善された時におこなっていた便秘対策は下記の4つです。

  1. 昼食をオートミールに変更
  2. 常温の水をたくさん飲む
  3. 運動習慣を取り入れる
  4. しっかり食事量をとる
  5. 腸もみを取り入れる

昼食をオートミールに変更

昼食をオートミールに変更する。個人的にこれが改善の決め手になったのではないかと思います。

私の今までの昼食は「パン」や「お弁当」などでした。パン好きなのでパンが多かったかな?この食事をオートミールに変えてみました。

オートミールとはオーツ麦の穀粒を加工した食品です。主に朝食として食べられることが多く、ミルクや水を加えて煮たり、ヨーグルトやフルーツと一緒に食べたりします。

オートミールの最大の特徴は、豊富な食物繊維を含むことです。この食物繊維には、便秘解消や腸の健康を維持する効果があります。

オートミールにもいろんな商品がありますが、私は「ケロッグ 粒感しっかり オートミールごはん」を毎食40gほど食べました。

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ちなみに私は大量消費するので、いつも6袋ほどまとめて購入しています。

食べ方は簡単。ランチタイムの30分くらい前に、スープジャーにオートミールを40gほど入れます。そこにインスタントタイプのお味噌汁を入れ、お湯を入れてかき混ぜる。そしてスープジャーの蓋を閉めて30分くらい待つと、オートミールがふやけて味噌味のおじやのようになります。それを食べるだけ。
リゾットのような感じですね。
私は味噌が好きなのでインスタント味噌汁をよく入れてますが、コンソメを入れたり、トマトスープを入れたり、中華風スープを入れたり、飽きないように味付けを変えて食べています。

オートミールは腹持ちしますが、お昼に食べるとこれだけでは4時くらいにお腹が空きます(私の場合)。そうならないためにもコロッケやサラダなどの副菜を一緒に食べる時もあります。

オートミールを食べて翌日すぐ便秘が解消されたわけではありません。オートミールをお昼に食べ続けることで、だんだん腸内環境が良くなってきて、自分自身の感覚で排便できるようになりました。しかし毎日食べていたわけではありません。平日のお昼のみ、毎日食べると飽きるので、週に3、4回程度だったりしますが、それでも続けることで自力で排便できるようになりました。

今まで何をしても便秘が改善されませんでしたが、オートミールを取り入れることで改善できたので、オートミールの効果はかなり高いと思っており、今も食べ続けています。

ちなみに私の食べ方はこちらの記事に書きました↓↓↓

運動習慣を取り入れる

運動習慣は30代の頃からありましたが、これは今も継続しておこなっています。

以前はスポーツジムでの運動のみでしたが、最近はランニングなども取り入れました。ランニングで腸に適度な刺激を入れるのも効果が出ているのかも知れません。

運動習慣については30代半ばからありましたが、運動習慣だけでは私は便秘は改善しませんでした。オートミールと運動習慣が合わさった結果、便秘が改善されたのかなと思っています。

水をたくさん飲む

お水を飲む量を増やしました。芸能人の田中みなみさんは1日に3Lほどの水分をとるとおっしゃっていましたが、さすがに私は3Lは取れません。それでも1.5Lくらいは摂取しているかと思います。

運動習慣もあるので、汗をかきやすく、夏場は意識しなくてもお水をたくさん飲めますが、冬場は少し摂取量が少なくなるかと思います。

そんな時、私はマイボトルを会社にも持参して、温かいお湯を常にマイボトルに入れるようにしました。マイボトルだと冬場の寒い時期でも中のお湯の温度が下がらないので、たくさんお水を摂取することができました。

また前述のオートミールをふやかす時も、多めの水を入れる必要があるので、それも合わさって水分摂取量が多くなったのではないかと思います。

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しっかり食事量をとる

ウ◯チを出したくても、出すものがなければ出ません。

ダイエットなどで食事量が減ってしまうと、その分出すものもないのでなかなか出ないと言うことになります。

私は運動することでお腹が減りやすくなったという理由もありますが、最近昔よりもたくさん食べるようになりました。やはり出すものがないと、出ないのだと思います。

腸もみを取り入れる

YouTubeなどで検索してもたくさん出てくると思いますが、「腸もみ」も効果的でした。

一番効果があったのは、実際にトイレに入って排便をしようとする時。腸を触ると「あ、ここにウ◯チあるな」っていうのがわかるんですよね。

そんな時なその場所を集中的に揉むことにより、腸が刺激され出やすくなります。強さは強くなくて大丈夫です。腸を揉んでいると、そのうちお腹がゴロゴロなったり、腸が動き出しているという感覚がわかります。

排便時にもう一押しほしい!と言う時におすすめです。

便秘を改善させるコツまとめ

長々と語ってきましたが、私が便秘を改善したのは特定のある行動ではなく、「オートミール・運動・水分・腸もみ」などの様々な改善施策を取り入れることで、だんだん自分の力で排便できる体質を取り戻したという感じです。

「オートミールを食べた翌日に、すぐにウ◯チがでた!」と言う便秘薬的な手法ではありません。長期的な取り組みが必要です。ただ、地道に長期的に取り組んだことによって、25年間悩まされ続けてきた便秘が改善されました。

30代の私には信じ難い事実です。便秘とは一生付き合っていくと思っていたので。

何が原因だったか、明確な答えはありませんが、オートミールの食物繊維がかなり効いたんじゃないかと思っています。オートミールを摂取していない30代の時にはこのように改善できなかったので。

ただし、オートミールだけで改善されたかは分かりません。ですので、すでにお水をたくさん飲んで運動もしているけどなかなか便秘が解消できない方、ぜひご飯の代わりにオートミールを食べてみてはいかがでしょうか?

このブログを読んでいるあなたもきっと長年便秘に悩まされたのだと思います。
私も一生治らないなと思っていましたが、根気よく取り組むことで改善されました。
私の体験記が少しでも誰かの役にたえば幸いです。

短期ではなく長期的に取り組むことが大事です!あと個々の改善方法を取り組むのではなく、全部一緒に取り組むことも大事です。25年付き合った便秘体質、1日2日では治りませんでしたが、時間をかけて取り組むことで改善することができました。

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